5月、自動車税の支払い時期がやってきましたね。
ご自宅に通知がやってきて憂鬱になっている方もいるのではないでしょうか…。
今回、少しでもお得にするには、クレジットカードで納付するべきか、nanaco(ナナコ)で納付するべきなのか検証しました。
自動車税のざっくりしたお話
自動車税は年に1回納付するもので、税額は総排気量によって税額が変わります。
総排気量が大きくなるほど税額も高くなる仕組みです。
我が家の車は1500cc以下なので、34,500円。
決して安い金額ではありません…!
なお、2019年(令和元年)10月1日以降に新車登録された場合は、新しい自動車税(車種別)が適用されるので、従来の金額よりも引き下げとなっています。
これは消費増税に伴う負担軽減でしょう。
ただ、この辺りは詳しく知る必要はないと思います。
都道府県から送付される納税通知書に記載の金額を納めるようにしましょう。
クレジットとnanaco(ナナコ)の違いを整理
自動車税等をはじめとした税金は、クレジット決済もできるようになっています。
また、セブンイレブンではnanaco(ナナコ)カードを使っての決済も可能です。
まず、以下の通り納付方法を整理しましょう。
納付方法 | 手数料 | オンライン決済 | 事前準備 | ポイント付与 |
---|---|---|---|---|
クレジットカード | 必要(330円) | 〇 | 不要 | あり |
nanaco(ナナコ) | 不要 | × | 必要(カード作成、チャージ) | なし ※チャージをクレジットカードで行えば間接的にあり |
大きな違いとして、クレジットカードはオンラインで手続きが済むので楽だが、手数料が必要。nanaco(ナナコ)は手数料が不要だが、事前準備を行う必要があるという点です。
nanacoがお得だと言われているのは、nanacoへのチャージにクレジットカードを使ってポイント還元を得られるから(=間接的に税金支払いでポイント還元が得られるから)です。
nanacoカードの作成からチャージまでは最短で11日必要
nanacoカードを初めて持つ方には時間的なハードルがあります。
nanacoカードをセブンイレブンで作ってから、クレジットカード(セブンカード・プラス)でチャージするまでは最短で11日間必要となります。
クレジットチャージの利用をご検討のお客様へ
新しくnanacoにご入会される場合、nanacoカードは10日後に、nanacoモバイルは新規入会・機種変更から4日後の朝6時以降に事前登録が可能となります。
なお、クレジットカードの事前登録後、24時間経過後からチャージ金額のお申し込みが可能です。
nanaco公式サイト
クレジットカードの事前登録まで10日、事前登録してから1日、合計11日間です。
nanacoチャージできるクレジットは『セブンカード・プラス』のみ
nanaco(ナナコ)にチャージできるクレジットカードは、原則『セブンカード・プラス』のみです。
※以前は幅広く様々なクレジットカードでチャージできたのですが、2020年4月以降はこのようになりました。
セブン&アイグループが発行しているクレジットカードで、ポイント還元は0.5%です。
年会費無料で、発行はスムーズにいけば1週間ほどで入手可能ですので、所有のハードルは低めだと思います。
(nanacoチャージでの税金納付専用カードとしてしまっても良いと思います。)
もしもセブンカード・プラスを持っていないという方は、nanacoチャージまでの11日間+セブンカード・プラス発行(早くて1週間)が必要です。
早めのご準備をお勧めします!
どちらが得なのか?
結論
まず結論です。
ずばり、税金額と、かけられる時間によって異なる
どちらか明確には言えず…手間と時間を考えるとどちらも一長一短があるのです。
クレジットカードを使うべき人
- 面倒な事前の準備等はせずに、素早く、楽に支払いたい人
- nanacoにクレジットチャージするまでの時間的余裕がない人
- 税金額が高額(33,000円以上)な人
nanaco(ナナコ)を使うべき人
- 時間に余裕がある(nanaco作成からチャージまでできる)人
- 税金額が少額(33,000円未満)な人
- セブンカード・プラスを持っている人(または、新規で申込できる人)
- 既にnanacoを持っており、クレジットカードでチャージしている人
時間に余裕があるならば、nanacoカードとセブンカード・プラスを作ってしまいましょう。一度作れば、毎年チャージだけすれば使えるので便利です。
1%還元のクレジットカードなら33,000円以上支払でメリットあり
クレジットカードで決済する場合、手数料が330円かかります(一部自治体除く)。
つまり、手数料を超えるポイントを得られる場合はお得です。
例:1%還元クレジットカードで58,000円の自動車税を支払い
獲得ポイント580-手数料330円=250ポイント分お得
当然ですが、金額が大きくなればなるほど、還元率が高いカードであればあるほどお得です。
ただし、VISA LINE Payクレジットカードなどをはじめ、税金支払いはポイント還元対象外の場合もあるのでご注意を。
nanaco(ナナコ)であれば少額でもお得にできる
セブンイレブンでnanacoカードで支払う場合、手数料はかかりません。
つまり、この支払方法であれば税額がいくらであってもお得になるのです。
例:セブンカード・プラス(0.5%還元)でチャージしたnanaco(ナナコ)で34,500円の自動車税を支払い
セブンカード・プラスチャージでの獲得ポイント172=172ポイント分お得
(nanacoチャージは200円あたり1ポイント)
この方法で得するための注意点としては、nanaco(ナナコ)カードにチャージすることでポイント還元されるクレジットカード(セブンカード・プラス)が必要という点です。
早めの準備で、少しでもお得にしちゃいましょう。